失業保険

失業保険とは、雇用保険の求職者給付(失業給付)のことで、労働者が失業した場合、一定期間、保険金を支給して、生活の安定を保証する社会保険の一種です。

失業保険は、退職理由や加入期間により給付開始日や受給期間が異なります。失業保険の受給資格は、離職以前2年間のうち、12か月間の被保険者期間が必要となります。

また、退職理由などによっても受給資格は分類され、給与から雇用保険を天引きされ、自己都合で離職した「一般被保険者」、一般被保険者のうち、倒産や解雇など再就職の準備期間がないまま離職してしまった「特定受給資格者」、特定受給資格者以外で、期間の定めがある労働契約が更新されない、やむを得ない理由で離職した「特定理由離職者」に分類されます。

失業保険の受給手続きは、ハローワークにて求職申し込みすることが必要となります。求職申し込みには、雇用保険被保険者離職票、雇用保険者証、住所・年齢が確認できる運転免許証やパスポートなどの官公署の発行した写真付きの身分証明書、写真、印鑑、郵便局以外の本人名義の普通預金通帳が必要となります。

失業手当の受給期間は、原則として離職翌日から1年となり、これを過ぎると、所定給付日数の範囲内であっても給付が受けられなくなります。失業認定は4週間に1度更新し、その間に2回以上求職活動を行わなければなりません。また、自己都合による退職の場合、初回失業認定日まで3か月の待機期間が設けられ、その間に3回以上の求職活動が必要になります。

失業保険給付期間中に再就職が決まった場合、「就職促進給付(再就職手当)」を受け取ることができます。就職促進給付の受給資格は、就職日前日における基本手当の支給残日数が、所定給付日数の3分の1以上かつ45日以上で、1年を超えて継続的に雇用されることが確実である、または事業を開始する、待機期間が完了した後に就職、離職前の事業主と一切関係ないところへの就職、ハローワークに初めて行く前に雇い入れが確定している、などがあります。